Hyskore Parallax Pistol Sighting System

Hyskore Parallax Pistol Sighting System レビュー 【ベンチレストスタンド】

祝! 9周年〜!!(ドンドンパフパフ!
皆様のおかげで当HPも9周年を迎える事が出来ました!
この場を借りて心より厚く御礼申し上げます!
さて、一昨年から導入しましたこの周年枠ですが、本来、見て頂いてる皆様に更なる正確な情報をお伝えしていく為に、 計測機器の購入を目的として設置したんですが、昨年はすっかりそんな事も忘れてグロック買っちゃったって言うねw
そんなこんなで、今回は最初の趣旨を思い出し、更なるデータの正確性向上の為、
ベンチレストスタンドを導入いたしました!!
色々と見て回ったのですが、凄く高機能な物は3万とかするし、かといって安い5000円クラスの奴は、 固定方法がイマイチだったりで、悩んだ結果、 安いクラスの中で一番信頼性の高そうだったこちらのベンチレストスタンドをチョイスしました。
今回は、初の取引となる【L.A.ホビーショップ】さんにて、購入させていただきました。

L.A.ホビーショップ-トップページ|http://la-gunshop.com/

それでは、簡単ではありますが、レビューして参りますよーノ

パッケージ
今回購入したベンチレストは、アメリカのHyskore社製のハンドガン用の物です。
まぁ輸入品ですので、無論パッケージの文字は全部英語でございます(苦w
商品名の下には、

『・3Shots ・5Minutes ・Sighted In!』

と、3発、5分でサイト調整が出来るとうたっているのだと思います(英語苦手で実際は違うかも知れないけど…)。
外寸は、幅27.5cm×奥行28.3cm×高さ14cm


内容物
内容物は、分解された状態の本体と、

内容物
組み立てるのに必要なボルト・ワッシャーが2セット、裏がマグネットになっている水準器、オレンジ色の着弾点シール、 取扱説明書、追加用のスポンジシートでした。

本体後ろ側
特に組み立てには工具は必要ありません。分解されたボルトは手で十分に締めることができます。
組み立てた状態での大きさは、
幅26.8cm×奥行き27cm×高さ25cmです。黒く塗装されているパーツはすべて金属製で、 重量は約2.1kgあります。


グリップ保持部
手前の部分、右の画像の場所がグリップを保持する為の部分になります。
左右のノブを回すと中央のスポンジの貼ってある部分が開きます。左右別々に調整可能なので、 銃のグリップの形状に合わせて任意に調整する事が出来ます。
スポンジが貼ってあるので、ブローバックの銃を据えた場合もグリップに傷がつく事はないと思います。


本体前側
ちなみに前後のパーツは銀の棒で連結されており、手前側の方が前後に動くようになっています。 銃に合わせて調整が可能です。
また手前の方の土台部分の左右のノブを回せば足の高さが調節することが出来ます。設置する場所に合わせて、 ベンチレストを水平に設定する事が出来るのですが、自分の固体は後ろ側の土台の足の部分に貼ってあるスポンジの高さが低く、 普通に設置すると、前の足を一番低くしてても前の方が高くなってしまうという状態でした。
仕方ないので、付属していた追加用のスポンジを奥側の足の裏のスポンジに増して、高さを合わせておきました。


フロントエレベーション
手前側のXの字になってる部分に銃のフレームの先端部分を乗せるのですが、左右の棒をガイドにして、中央の下辺りにあるダイヤルで高さを調節することが可能です。(画像の上にマウスを乗せると、最低設定と最高設定に切り替わります。)
二つのダイヤルを調整することでガッチリと位置を決める事が出来ます。
Xの字の所にも傷防止用のスポンジが張ってあるんですが、たぶん接着してる黄色のボンドが外にはみ出してます。このあたりの作りがなんかアメリカっぽいアバウトさがありますね(苦w


各部機能の説明はこんな所です。特に操作自体に難しい所は無く、強いて上げるとすれば、フロントのエレベーション用のダイヤルの動かし方に若干の慣れが必要かも知れません。それも少しいじればすぐに慣れると思います。
まぁ当たり前といえば当たり前なのですが、どの部分も直感的に微細な調整が可能になっているあたりが、さすが実銃用と言った所ではないでしょうか。

G17を設置 G17を設置2
早速マルイさんのG17を設置してみました。
まず前側のXの字を一番下まで下げて、グリップを後ろのバイスで挟んで留めます。フレーム先端をXの字にギュッと押し込んで留めてスライドが水平になるように、Xの字の高さを調節して設置は完了です。
グロックは中型オートの中でもちょうど真ん中辺りのサイズなので特に何の問題もなく設置できますね。


リボルバーにも対応 リボルバーにも対応2
リボルバーにも対応、ためしにM629を設置してみたのですが、グリップの中心を挟むと、前の土台を最大限前に出さないとX字部分にシリンダーが干渉してしまいます。 これ以上大きなリボルバーとなると、ちょっと設置は難しいかもしれませんねぇ。

DEを設置。 DEを設置2
ハンドガンの中で最も大きい部類に入るデザートイーグルも設置は成功しました。ただ、DEは独特のスライド形状なのが災いして、V字の所に設置するとスライドがスポンジに擦れて動作不良を起こしちゃいます。 スライドの先端辺りが動かない部分なので、そこをVの字の所に挟もうとすると、連結してるパイプの長さが足りなくて無利でした。

G26設置 G26を設置
逆に小さい方はどうだろうと思ってマルイさんのG26を設置してみたんですが、流石に小さくてグリップ部分をフレームに接して留めることが出来ませんでした。
右の画像を見てもらえば分ると思うんですが、グリップの底辺が接地してませんでした。小型の銃を設置するときにはグリップにが浮いてしまいますね。


DATA

□DATA□

  • Hyskore製
  • 全幅:26.8cm
  • 奥行き:27cm
  • 全高:25cm
  • 重さ:2.1Kg
  • 価格:9,975円


○総評○
1万円のミドルクラスのベンチレストですが、押さえないといけない性能は最低限押さえていると思います。ただ、少し残念だったのはグロック26のような小さいハンドガンを据えるには若干の工夫と加工が必要だったという事でしょうか。 まぁ中型オートであれば基本的に問題なく据える事が出来るので、とりあえずはよしとしようと思います。あぁ、デザートイーグルは変り種なんで除外しますww
これで今後はヒューマンエラーをほぼ気にする事のないグルービングデータを紹介して参ります。
今後とも当HPをよろしくお願いしまーすノ

(2012/07/01:ページ作成)



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