Xコーテック シューティングクロノグラフX3200

XCORTECH シューティングクロノグラフX3200 レビュー 【弾速測定器】


はい! ついに購入しましたよ、弾速測定器!!

去年辺りから、欲しい欲しいといい続け、何度か、購入のチャンスにも恵まれつつも、 なんだかんだでうやむやになっていましたが、 我がワン・オブ・ザ・サウザンドも、7周年を迎えるに辺り、 いい加減弾速測定器くらいは買おうと一大決心、 思い立ったが吉日って奴で、その日の内に楽天市場さんで購入しました。
弾速測定器は種類は数が結構あるのですが、どれもこれも流通在庫のみで入手が困難ということもあり、 今回は大陸製の中でも、そこそこ名が知られ、使っている方も多い、クロノグラフX3200(以下X3200)で、
まぁ大丈夫だろうと言う結論に達しました(苦w
(ライラクス製のBbチェッカーが警察採用でスタンダードと言う情報はあるのですが、アレは測定部をマズルに取り付けが必要な上、8mmBB弾に対応していないらしいのもあったりして今回は選定外)

パッケージ
パッケージは、ご覧の通りダンボール箱に商品のイラストと メーカー・商品名が記載されたシンプルなモノでした。


内容物
箱の中には大きいプチプチに入った本体と、測定部に付けるフード、 そして中国語で書かれた“使用説明書”と、たぶんショップさんが翻訳してくれたであろう 日本語訳の設定方法の紙が入っていました。
(電池は別売り)


X3200本体 測定部フード
実は実際に見たことがある測定器と言うのが、旧タイプのBbチェッカー(デカい奴)と、 クローニーさんのM1タイプ弾速器だけだったので、 さぞかし、このX3200もゴツイのだろうと思っていたんですが、 思った以上に小さく、そして軽くて驚きましたw
本体はプラスチック製、フードの方はたぶんアルミ製で、電池を入れない状態での重さは234g。
本体のサイズは97×113×50mm、フードを付けると135×113×50mmとなりますが、 そのままの状態で、製品の箱に収納することが出来ます。

フロントビュー
前面にはメーカー名とボタンが3つ、27×33mmの液晶とシンプル。
スイッチにはカチッカチッと言うクリック感があります。

サイドビュー
両サイドには特に珍しい所は無し(苦w
リアビュー
本体後ろ側には弾が抜ける穴。
トップビュー
本体上側にはメーカーのロゴマークがデザインされています。


アンダービュー 電池ボックス
本体底部には、カメラの三脚等を取り付けることの出来るネジ穴があり、 規格品の各種三脚が取り付け可能です。
使用する乾電池は、単4電池、4本。
あと、シリアルのシールが貼ってあります。
(うちのこは6279w)


計測
三脚を取り付ければ、どんなところにでも設置可能ですね。 自分が所有している3種類の三脚はどれもついたので、 ホント規制品の三脚だったらどれでも載せる事が出来ると思います。
フィールド等に持っていくにも、三脚が無いとアレですしねぇw


簡易表示・バックライト点灯 簡易表示・バックライト消灯
電源を入れるとすぐ、ご覧の簡易表示バージョンの計測画面が表示されます。
左はバックライトが点灯した状態で、右がバックライトが消灯した状態です。
バックライトがあると、思った以上に画面が見やすいですね。
このバックライトは設定でオートOFFの時間も設定できるので、 電池の消耗を最低限に抑える事が出来ます。
表示の内容ですが、MPSとはメートルパーセカンド(m/s)の略で初速を表し、 RPMはラピットファイヤパーミニッツ(r/m)の略で 1分間に何発撃てるかと言う連射スピードを表しています。

詳細表示
下ボタンをもう押すと、表示は簡易表示から、詳細表示に切り替わります。
こちらでは初速、連射速度に加えて、ジュール、単位面積あたりのジュール、 設定してるBB弾のサイズと重さを確認することができます。

メニュー1
もう一度下ボタンを押すと今度はメニュー画面が現れます。
一番上から、SHOTMEMORY(過去25発の記録)、AUTO POWER OFF(オートパワーオフの設定)

メニュー2
BULLET(使用弾の設定)、BACK LIGHT(バックライトの設定)、UNIT(表示単位の設定)、RESET(すべての設定を初期状態へ戻す)となっています。


付属の説明書と、メニューの内容が合ってないのが疑問なんですが、 本体のバージョンアップを取説に反映していないんでしょうね(苦w
そのあたりは大陸製の大雑把さが垣間見えるますw
てな訳で、当方所有のバージョンのメニュー解説はこちら。
メニュー解説

実測
さて、実測ですが、室外なら人の居ない方へ向けて設置しておけばいいんですが、 室内ではそういうわけにも行かないので、後ろにプロターゲットを配置しました。
使用している三脚が高くて、若干プロターゲットの下に箱を置いて、若干かさ上げしています。


実測・簡易表示
簡易表示では、初速が大きく表示されます。
これなら、目の弱い方でも安心ですね!(ぇw


実測・詳細表示
続いて、詳細表示です。
一応、自動でジュール計算してくれるのでありがたいですね。


実測・連射速度
こちらは連射速度の計測結果。
これだと、1分間に722発発射可能って事ですね。
1秒換算では12発くらい?
初速とジュールは、初弾のものなのか、最終弾のものなのか、平均なのかは不明(苦w
計測時には5,6発フルオートで撃たないと計測できませんでした、 数が少ないと普通に初速だけ計測しちゃいます。


と、まぁこんな感じで、今の所は問題無く動作しています。
一応、このX3200には、電池の容量が少なくなるとちゃんと計測できず、 『TOUT』(たぶんタイムアウト)と言うエラーが出るらしいです。
現在の所、まだこのTOUTエラーは出ていませんが、今後出て来た際には、 また追加でレポートしたいと思います。

DATA

□DATA□

  • XCORTECH製
  • 初速測定範囲:
    10.00-99.99m/秒 100.0-400.0m/秒
  • 連続発射数測定範囲:
    100-9999発/分
  • ジュール測定範囲:0.01-999J
  • 測定可能弾種:4.5-18mm(BB弾・ペレット弾)
  • 測定管直径:23.5mm
  • 測定管長さ:95.0mm
  • 電池使用:単四電池4本
  • 価格:14000円(税別)


○総評○
定価14,000円の所、楽天ショップで12,800円で購入したんですが、 結果的にはいい買い物だったと思います。
色々と不具合の報告も上がっていますが、今の所その不具合も出ていませんし、 自分の場合は、6mmBB弾だけではなく、8mmもあるので、ライラさんのBbチェッカーでは、 ちょっと役不足だったと思います。
後は誤差がどの程度あるのかの実証が必要にはなると思いますが、 それはおいおい考えていこうと思います。
まぁ、どっちにしたって現在は比べる相手がいないので、どうしようもないですしねw
今後はこのX3200を使って、より正確なデータを皆様にお届けしてまいりま〜す。

(2010/07/08:ページ作成)

追記:『TOUT』エラーと、電池の交換時期について
購入前から情報がありましたが、やはり電池容量が少なくなると『TOUT』エラーが出ますね。
新品で購入したPanasonic製のEVOLTA乾電池を使用するときのみ、入れるようにして使って大体目安は3ヶ月くらいです。 3ヶ月を超えた辺りから、『TOUT』エラーの出る確率が少しずつ上がり、5ヶ月頃には3回に1回程度の確立で『TOUT』エラーが出るようになります。
更に、計測した初速の値が10〜20m/sくらい誤差が出るので、3ヶ月に1回電池の交換を行った方がいいと思います。

(2013/01/10:ページ作成)


関連記事: S&W M36 Xカート

猛虎伏草、元祖小型リボルバー…『S&W M36 Chiefs Special 2inch』
まさかの組立キット!
待望のXカートリッジ仕様で再登場!

マルシン製 カートリッジ式ガスリボルバー



戻る
inserted by FC2 system