S&W M60 Chiefs Special 2inch

マルシン S&W M60 チーフスペシャル レビュー 【ガスリボルバー】

数年前から欲しい、欲しいといい続けて・・・ついにGetしました! S&W M60!
大きな身体のわりに、小型拳銃が好きな私の心をくすぐるこのフォルム(苦w
なら、すぐに買えばいいのにと思われるかも知れないのですが、このマルシン製のM60、
漢なら誰でも憧れる、カートリッジ式のリボルバーなんですよ!!
アナコンダのレビューをして以来、カートリッジ式リボルバーに魅せられた私は、
マルシンのM60をカタログで見て一目惚れw
たまたま立ち寄ったGUN SHOPで発見して、その場で定価の11,800円で買っちゃいましたw
小型リボルバー・・・素敵すぎる〜(爆w


全体図
基本的に流線型な感じはあんまり好きではない私ですが、この銃の流線型はいいですねぇw
流れるように整ったフォルム、シルバーの光沢、細部のデティールに至るまで、 100点満点あげちゃいたいです。
シリンダーをスイングアウト、エジェクターロッドを押して排莢、一発一発シリンダーを廻しながら弾を込め、シリンダーを勢い良く回転させて、手首のスナップでシリンダーを戻し、撃鉄を起こして発砲!!
この仕草が"漢"を感じさせますよねw

マズルフェイス
マズルフェイスです。
このM60はマルシンの8mmBB弾を仕様する為、一般的な6mmBB弾を使うエアガンより、格段にマズルフェイスがリアルになるんですよね。
ちなみにこのM60にはバレルの長さが、2inchのモデルと3inchのモデルがあります。
このバレルの一式は本体のフレームとは別パーツなので、3inchのバレルだけ注文して、換装も可能です。ただ、その場合、エジェクターロッドの辺りも交換しないといけなくなるので、結構費用が掛かりますが・・・(汗w

サイト
サイトは前後ともバレル・フレームと一体型で調整は効きません。
独特の形の性か、サイティングのし易さはイマイチですが・・・(汗
画像では見辛いですが、フロントサイトにはギザギザに加工がしてあって、照門から覗いた時に上からの光を反射して光ることで若干狙いやすさが向上しています。


トリガー
トリガーは意外と太めで、丸みを持たせてあるので人差し指の腹の部分でしっかりと引く事が出来ます。
ダブルアクション時のトリガーストロークは案外長め、トリガープルは若干引っ掛かるような感じで重いです。 シングルアクション時は画像よりトリガーは後退し、ハンマーを開放するだけとなります。


サムピース
サムピースは前に押し込むとシリンダーのロックを開放し、スイングアウトさせる事が出来ます。
逆に後ろに引いて、上方向に半時計回りにスライドさせることで、マニュアルセーフティになり、ハンマーがロックされます。
(画像にマウスを乗せるとセーフティ時の画像に切り替わります。)

刻印
グリップの付け根の所にS&W社のロゴが入っています。このM60はS&W社の公認モデルなので、刻印は実銃と同じです。
この辺りもリアル志向な自分としては痺れる所なんですよねぇ(苦w

グリップ
グリップはラバーコーティングとフィンガーチャネルのおかげで、握った時のフィーリングは上々です。
錆が出てしまっていますが中央のネジを外すことで、グリップは左右に外すことが出来ます。
内部にはガスタンクが内臓されているので、実銃用のグリップは装着できないかも知れません。
ただ、このラバーグリップのフィーリングが気に入らないならの話なので、基本大丈夫だと思いますがw
グリップ底部に見える丸い穴からガスを注入します。


サイドプレート側
サイドプレートはグリップを外し、4箇所のネジを緩める事で外す事が出来ます。
サイドプレートを外すと機関部を露出させることが出来、メンテナンスも容易です。


カートリッジ
マルシンリボルバーの最大の売りともいえるカートリッジです。使用する8mmBB弾に合わせて新造されたカートで真鍮製です。
装弾数は、各カートリッジにBB弾1発づつ計5発で、BB弾のカートリッジへのロードは専用のロッドを使います。
この銃はスーパーソニックバレルというHOP UPシステムを搭載していますが、このM60は固定式の為調整は出来ません。


DATA

□DATA□

  • マルシン工業製
  • 18才以上、固定スーパーソニックバレル仕様
  • 使用弾、8mmBB弾
  • 全長、163mm
  • 重量、315g
  • 装弾数、5発
  • 価格、11,800円(税別)


○総評○
いやぁ、先にも書きましたけど、ホント欲しかったので、見つけたその場で買ってしまったんですけど、 思った以上に問題児でしたw と言っても多分一般的な使い方をすればもっと長い事大丈夫だったかも 知れないですが・・・。
原因は多分、あの漢なアクションだと思うんですが、まず買って1年もしない内に引き金を引いても ガスが噴出しなくなり、弾が飛ばなくなりました。原因はガスバルブがずれて動かなくなった事で、 ガスバルブにシリコンスプレーを挿して軽く押して出してとりあえず復帰したのですが、これが1ヶ月に 1回くらいのペースで起きるもので、その内にネジがバカになり、そのネジがヨークを止めるパーツも 兼ねていたお陰で、ヨークがスポスポ抜けるように・・・(汗
ネジ穴が潰れてしまっていたので交換をしようと思ったら、そのパーツって言うのがシャーシと言う 一番下のパーツだったので、さぁ大変。全部のパーツを完全に取り去ってシャーシを交換し、組み上げようと するとトリガーの支柱がしっかりとはまらず、ガクガクとしてしまってなかなかハマラナイ(涙
支柱をネジ止めで接着してどうにか組み上げました。
それから暫くは何の問題も無く動作していたんですが、今度はだんだんトリガーが重くなり始め、 引っ掛かる感じが強くなってきてついに、シアがポッキリと・・・(汗
これで完全に発砲不能にw シアが折れたことでダブルアクションが不安定になったものの、 まだガチャガチャとギミックは楽しめたので、構っていたんですが、先日表面全体に白い斑点のような
錆(?)が出て超ショック! 以前から気になっていた鏡面仕上げ剤を使ったピカピカ作戦を実行に 移したわけですが、その準備としてまたもバラバラになるM60・・・(苦w
2日掛けてピカピカ作戦を完了させ、組立て直そうとしたそのとき・・・

ペキッ・・・。

トリガースプリングが度重なる分解に耐えかねて折れました・・・orz
そして、ついにギミックすら不能に・・・。現在は完全に飾り用と化しました(涙
まぁパーツの交換で直るので、パーツを購入し次第修理しようと思います。
マルシンのエアガンは基本手組みらしいので、自分で修理可能な所がせめてもの救いといった所でしょうかw まぁ、実家に送ると莫大整備料取られそうですしね・・・orz
苦労話に花が咲いて、実射性能を書くのを忘れてました(汗
アナコンダのレビューでも書きましたが、8mmBB弾が目標に向かって飛んでいくのは圧巻ですw
シングルアクションでの命中精度はそこそこなんですが、ダブルアクションでは・・・(汗
まぁ力が入ってブレますから仕方が無いですけどw
装弾数も5発ですし、打ち切る度にカートを交換する必要があるので、 やはり実用というよりはギミック重視の趣味銃というところでしょうかw ギミック重視で"漢"を感じたい人はマルシンのカートリッジ式リボルバー、手元に1丁どうですか?(苦w


追記
長らく故障していたM60をこの度修理しました!
修理についての詳細なレビューも同時に製作しましたので、もしよろしければご覧ください。


マルシン S&W M60 チーフスペシャル 修理編

(2010/02/06:追記)
(2009/09/26:ページ作成)

戻る
inserted by FC2 system