S&W M686

マルシン S&W M686 .357MAGNUM "Xカートリッジシリーズ" レビュー 【ガスリボルバー】

さぁーて、やって参りました! ついに! 我らがマルシンさんから、『.357マグナム弾』を使用するモデルのライブカートリッジリボルバーが登場ですよ!!
と、いってもこいつねぇ・・・。はっきり言って・・・、

期待ハズレ(汗

感が否めないっていう・・・。
先に言っておきますが、当方かなりのマルシン好きです。だからこそ、今回は結構辛めのレビューとなっております。
そういった話はいらないという方はどうぞこちらからギャラリーページへお戻りください。

ご了承の上、お読み頂ける方は、以降へお進みくださいねノ





2012年9月初頭…。全世界のライブカートカートリッジファンの間に震撼が走りました。(大げさ)

ついに・・・マルシンさんから、.357マグナムリボルバーが出るぞぉぉぉぉぉ!!!

と、いってもよく判りませんよね(苦w
詳しく説明いたしますと、これまでマルシンさんのライブカートリッジシリーズには、アナコンダとS&W M629を代表とする“.44マグナム弾”のモデルと、S&W M36を代表とする“.38スペシャル弾”のモデルはあったんです。 (他にも9mm、.45コルト弾、.41マグナム弾とかはありますが・・・)ただ、“.357マグナム弾”を主な弾丸とするリボルバーはモデルアップされていなかったのです。
.357マグナム弾を使用するリボルバーにも有名なモデルは多く、先日公開した、M66(次元大介愛用のM19-コンバット・マグナム-)や、リボルバーのロールスロイスと呼ばれる、コルト・パイソン(シティーハンター、冴羽りょうの愛銃)、という リボルバー界でも結構メジャーなカテゴリなのです。
今まではマルシンさんから、こういった.357マグナム弾を使用するモデルのモデルアップを望む声は大きかったのですが、望み薄と思われていました。 が、今回このM686/M586がリリースされたことで、今後、.357マグナム弾仕様のリボルバーがモデルアップされる可能性が高くなったわけですね。
ライブカートリッジリボルバーのファンが喜んだ理由をお分かり頂けましたでしょうか?(苦w

さて、話を戻しまして、当初9月下旬発売となっていたこのモデルですが、結局2度、3度と発売日が伸び、最終的に2012年12月18日に発売となりました。
ただ、このM686、先に紹介したコンバットマグナムやパイソンのような知名度も無いと思いますので、一応実銃の紹介をば。

Smith & Wesson M686
アメリカの老舗銃器メーカー、スミス&ウェッソン社が1955年に発売したM19、通称コンバットマグナムは、携帯性に優れた小さめのボディと当時拳銃弾初のマグナム弾として人気を誇っていた“.357マグナム弾”を撃てるという事から アメリカの警察官の間で非常に人気を博していました。
しかし、元々マグナム弾ではない、“.38スペシャル弾”を撃つ為に作られたKフレームを使用していたM19は、高威力の“.357マグナム弾”を撃つには耐久性に若干の不安があり、実際に銃にゆがみが発生したり、最悪破損するといった事案 も発生していました。
当時、S&Wには“.44マグナム弾”を撃つ為に開発されたM29を代表とするNフレームと言う大型のフレームがありましたが、これはハンティング向けであって携行性は悪かった為、 S&WはKフレームより大きく耐久性が高く、Nフレームより小さくて携行性を殺さない、新フレーム、『Lフレーム』を開発、これを採用して1980年市場に登場したのが、このM686となります。
M686のバリエーションとしては、ブルーまたはニッケルを使ったM586があり、これは『あぶないデカ』で舘ひろし演じる鷹山敏樹巡査部長が愛用しているのが最も有名な所でしょうかw
登場後は、待ち望んでいた法執行機関に採用されただけではなく、民間市場でも大ヒットを飛ばしました。
と、言うのも、このM686、M586は.357マグナム弾を使用するリボルバーの中でもピカイチの性能を誇り、まさに傑作と呼ぶに相応しい性能を持っていたからです。 1980年代後半から警察機関では、リボルバーからオートマチックへと正式採用が変わっていったものの、現在でもS&Wの製品ラインナップに載っている所を見ると、安定した販売を重ねているようですね。
とりあえず、実銃についての紹介はこんな感じ。では、引き続いて今回購入したマルシンさんのM686のレビューに参ります。

パッケージ
まずはパッケージ。いつもどおり、マルシンさんお得意の
"低予算白黒パッケージ"
となっております。まぁ、別に文句は無いんですけど、ちょっと寂しい気がしないことも無い(苦w
サイズは、33.3cm×19.0cm×5.0cm



内部包装
まぁ、内部もいつもどおり白発砲スチロールw
ただ、今回はなぜか本体がビニール袋に包まれてました。理由は不明。
付属品は、取り扱い説明書と謎の金属パーツ、あとはBB弾でした。


オーバーオールビューレフト
オーバーオールビューライト
テカテカピカピカのシルバーやぁ〜!
マルイさんのM66はマットなシルバーでしたが、このM686は顔が映る程の光沢のあるシルバーです。
メッキに関してはマルシンさんは定評がありますので、今回もそれほど心配してはいなかったんですが、パッと見の全体の仕上げは悪くないんです。
ただねぇ…。
今回は、細部の荒がヒドイです。
まぁ、ディテールの詳細の所でご説明します。

バレル
まず、S&Wらしくない、M686の1番特徴的なバレルです。
M686は、マズルまでエジェクターロッドハウジングを延長し、発砲時のバレルの跳ね上がりを抑える為の錘としての役割を持たせた“バレルシュラウド”を備えるフルラグバレルを装備しています。
バレルシュラウドといえば、やはり最大の好敵手であるコルト社の.357マグナムリボルバー、『パイソン』なわけですが、今風によく言えば、リスペクト、悪く言えば、パクリですね。
S&Wさんは、他社の製品であってもそれがいいものだと思ったら、コピーする事に躊躇が無い事で有名ですが(その為、訴えられたりしてますけどね)、このM686/M586もその例に漏れずと言った所でしょうか(苦w


マズルフェイス
マズルフェイス部分なんですが、なにやら別パーツが埋め込まれている上、この部分が金属パーツになっていることで仕上げの色が変わり、M686っぽくないフェイスになってます…(汗
本来はツライチになってるはずなんですけどね。しかも金属パーツの為仕上げが違ってしまい、余計に“ここだけ違うパーツ”感を引き立ててしまっています。
どうにかならないかなーと思って、バレル下部ある、このパーツを止めていると思われる芋ネジを抜いてみたんですが、この金属パーツ取れません。


.357MAGNUM
バレル右面には実銃どおり「S.&W.357MAGNUM」と刻印が入っています。


サイト
続いてはサイト回りです。 今回マルシンさんがモデルアップしたのは、4インチモデルです。ちなみに実銃の現行ラインナップでは、2.5インチ、4インチ、6インチが販売されています。 携帯性を殺しすぎず、命中精度も保った、バランスモデル的な位置づけですかね。
サイト間の距離は16センチほどです。いつも通り、バレル上部とフレーム上部にはセレーションが入れられ、反射が防止されています。
リアサイトはブレードタイプのアジャスタブルサイトなんですが、同社のM629と同じく、左右の調節は出来るものの、上下調整用のスプリングが入っておらず、上下の調整が出来ません(汗  更にはこのブレード部分の留めがゆるく、頻繁に脱落するので注意が必要です。


フロントサイトェ・・・
フロントサイトはレッドランプタイプで赤いプラパーツが別に入れられています。これまたM629と同じく接着等はされていないので押すと抜けますね。 あと、気になるのは緑の矢印の部分、なんか形がおかしい気がしまして、ここだけえらい出っ張ってるんですよね。エッジもササくれていて、見栄えが悪い…。 リアが黒いので、フロントのシルバーで非常に視認性は高いものの、赤い部分に合わせればいいのか、上のシルバーに合わせればいいのかは謎です(苦w


フレーム回り
う・・・美しい・・・(惚れ惚れ

って、この流れ前にもやりましたね(爆w
見事なシルバーの肢体です。しかも覗き込むと顔が映りこむ程の輝きを放ってます。えぇわぁ〜。
ただ、気になる点もありまして…。そこかしこに傷が見えるんですよ。ヨーク部分は金属パーツなんですが、たくさん傷があったり、シリンダーの凹んでいる部分に謎の線が入っていたり、極めつけは・・・
フレーム右面
サムピースの下辺り、左の画像で緑の丸で囲んだ部分に目立つ傷が入ってます。傷の内部までメッキ処理がしてあるのが分かるので、整形時に付いたか、そもそも金型に傷が付いていたモノだと思うんですが、 せっかく綺麗なメッキもこんな目立つ傷が付いていたら残念ですよ…。うー。



フレーム左面
まぁコレは予想していた事ですが、フレーム左面にはガスタンクから放出口に向かってガスルートがくっきり見えちゃってます。M629も同じ構造のはずなんですが、あんまり目立たなかったのですが、フレームが小さくなったせいか、 素材が薄くなったのか…。目立ちますよねぇ〜。メーカーの刻印はS&W社との正式契約でリアルなモノが使用されているんですが、メーカーの部分がマルシンになってたり、メイドインU.S.AのUがパテのようなモノで埋められて J.S.Aになっていたり、後これは仕方ないのかも知れないんですが、サイドプレートの切れ目がおかしく、実銃には無いネジがあったりと・・・リアルさに欠けるという・・・。まぁ予想はしてたんですよ、ホントに・・・(苦



トリガー周り
トリガー周り、トリガーガードの内側のパーティングラインは未処理です。まぁコレはM60も未処理なので、トリガーガードの外側も一応処理はしてあるんですが、非常に中途半端な処理がされています。まぁしてないよりはマシだとは思いますが・・・。 ちなみにトリガーは金属パーツで、厚さは約7mmと若干薄め。

ダブルアクション時 ダブルアクション時のトリガーストロークは約12mmで、トリガープルは約3kg
シングルアクション時 シングルアクション時のトリガーストロークは約3mmで、トリガープルは約1kg


ハンマー周り ハンマーも金属製なのですが、チェッカリングの加工もさることながら、曲面の具合が非常に良く、マルイさんのM66と比べてもこちらの方がハンマーの操作がしやすいです。ハンマーの付け根の所にはトイガンセーフティが設置されてます。
押し込むとハンマーの進行を妨げてハンマーを動かなくします。(画像はセーフティONの状態)


コッキング状態
ハンマーノーズも可動式で再現されています。(見難くてすいません)
もちろんアンコックの動作も可能です。


シリンダー
シリンダーはS&Wリボルバー共通のサムピースを押し込めばスィングアウトさせる事が出来ます。
新タイプのXカートリッジはいい雰囲気出していますね。もちろん、エジェクターロッドも稼動しますよ。先に書いた通り、ヨークは金属製、エジェクターロッドも金属製です。


シリンダー後面
シリンダー後面ですが、見て貰えれば分かる通り、映り込んでますね!


.357Xカート
さて、コレが(一部で)話題の『.357マグナムXカート』で御座いますw
使用するBB弾は6mm、1つのカートに1発ずつ、実銃どおりの装弾数は1〜6発です。
弾頭部分はシルバーのアルミ、カート部分は真鍮製です。


BB弾装填
BB弾は弾頭側から装填します。プチって感じで簡単に装填可能です。カート1つの重さは14gです。


ハンマーコックポジション スピードローダーで素早くリロード
.357MagXカートですが、一応、HKS社のスピードローダーが使用可能です。もちろんクイックロードも可能。
(HKS社 スピードローダー 586-Aが使用可能)
ですが、これがけっこうブカブカでロックを掛けてもカートがブラブラします…。なので、かっこよくシリンダーに挿そうとしてもささらない事もしばしばです(汗

ほ・・・細い・・・。
と、いうのも、今回新登場したこの.357MagXカート、なんだか細いんです(汗
今回、TOP画撮影用に購入したRainbow Lagoon(R.L.表記)製とRiGTH製の.357マグナム弾のダミーカートと比べると、カート長こそRIGTHさんの物とほぼ同じなんですが、 カートの径はRIGHTさんの物が9.4mm、R.L.さんが9.45mmなのに対し、9.1mmとだいぶ細いです。
まぁーカートが細いって事はですね・・・。

ダミーカート入らない
ダミカはいらねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!(憤怒
もうね・・・なんでM629やM36で出来た事をやらなかったのか、疑問でならないです。
シリンダー内 シリンダーの中間部分が若干太くなっていて、ダミーカートはそこまでしか入らなかったです。 雰囲気的に安全の為かとも思うんですが、それにしたって、出来る事ならダミーカートが装填できるようにしておいて頂きたかった・・・。


ダブルアクション時 もちろん、RIGTHさんのダミカも入らないですし・・・。
シングルアクション時 実銃であれば、互換性のある、M36用のXカートリッジも利用できません・・・。


Xカートシリーズ
ちなみに手持ちのXカート一覧、左から、M36用8mmXカート(.38Spl弾)、M686用6mmXカート(.357Mag弾)、M629用6mmXカート(.44Mag弾)となります。こうして並べてみると、M686用のカートの細さがよく分かりますね(苦w


グリップ
続いてはグリップです。
グリップはデイビス社カスタムラバーグリップを元にしたグリップで、コレは先に紹介した『あぶない刑事』のタカが使用していたM586で使用されていたカスタムグリップですね。 ただ、本来はラバーコーティングがされているはずですが、今回のモデルアップでは、単なるプラになっており、ラバーコーティングは施されてません。なぜ形までは模したのに ラバーコーティングをしなかったのか・・・疑問です。


最後に。手持ちのS&Wファミリーをズラッと並べてみましたw
フレーム比較
こうして並べると、つくづくちゃんとシルバーのM629を買っておけばと・・・orz
M66はマルイ製、それ以外は全てマルシン製です。これでS&W社の主なリボルバーのフレームがほぼ手元に揃った事になりましたw 残すところは現在、世界で最も強力な拳銃弾である.500S&W弾を発砲するために開発された“Xフレーム”ですね。 (あと、ゲテモノのZフレームってのがありますがw)

と、いう感じで。ディテールには気になる点が多々…。そして実射コーナーに移るわけですが・・・

○実射○
計測は数日に分けて行いました。気象情報については各項を参照してください。

○フィーリング○
まぁ色々とディティールでは気になる所も多かったんですが、動作に関しては安定したクオリティを出していますね。
購入当初はサムピースが若干渋かったですが、軽く使っていたら問題ないレベルになりました。
個人的に一番気に入ったのはハンマーの音ですね。シングルアクション時、ハンマーを起した際にシリンダーが回転し、シリンダーロックが掛かる『チャキッ!』って音が、自分のイメージの中のリボルバーに最も合った音がしますね。 (非常に私的な意見ですがw)、 あと、スイングアウトしたシリンダーをフレーム内に戻す時の『チャッ!』って音もイイ感じです。
ブリップはパッと見が歪な形してるんですが、さすがカスタムグリップだけあって握り易いです。つくづくラバー加工が無いのが残念ですね。
動作に関しては、特に目立った引っ掛かり等は無く、ハンマー、トリガー、シリンダー全てスムーズです。特にダブルアクション時のトリガーの動作のスムーズさは手持ちのマルシンさんのリボルバーの中でもいい方だと思います。
ただ、ここでも1つだけ気になる点が・・・。次のところで詳しく解説します。

○ガス注入○
M686動作面で気になる点。それはガス入れです。
今回、デイビスタイプのグリップを採用した事でガス注入口がこんな事になってます。
ガス注入口
注入バルブ深い(汗
デイビスグリップがLフレームのグリップの長さより長い為、注入バルブが1.5cmほど奥まった所にあります。ロングノズルを持つガス缶であれば届きますが、そうでなければ、そのままでは注入できません。

ただ、無論全部が注入できないと問題なので、マルシンさんが提示した解決策が・・・
延長ノズルー
テレレレン! 『延長ノズルぅ〜』
真鍮製の延長ノズルです。
ガス缶のノズルに装着して使います。

だが、しかし!!
この延長ノズルの精度の悪い事悪い事(汗
精度が悪すぎる 左の画像のように装着するんですが、注入しようとすると、緑色の矢印の部分から、尋常じゃない量の生ガスが逆流してきます・・・(冷
昨今ガスも高いですし…このロスは頂けないです(汗

当方が最近使用している、S2Sの『GUN bombe』はロングノズル使用でそのまま注入できました。
マルイさんのは苦しいかも・・・(汗
まぁそれでも投げっぱなされるよりは幾分かマシですけどね。ちなみにガスを注入する際には、
ハンマーを起こしてから注入します。
ハンマーを起こさずに注入しても入ってるようでほとんど入ってないので、注意が必要です。
(ちなみにガスの容量は約10gほどです)

それでは続いて詳細データに移ります。

○初速・威力○(測定日気象:気温25度、湿度42%、晴天)
まずは初速です。今回から、計測にしようするBB弾は東京マルイ製のベアリングバイオBB弾(0.2g)に変更、X3200を使用し、シングルアクションで6発ずつ、2ラウンド計測しました。
1ラウンド目(m/s) 2ラウンド目(m/s)
1発目 61.06 58.02
2発目 63.96 58.34
3発目 58.51 57.46
4発目 59.98 57.62
5発目 57.02 59.64
6発目 58.33 60.25
1ラウンド目の平均初速は59.81m/s。平均ジュールは0.36J。
2ラウンド目の平均初速は37.47m/s。平均ジュールは0.34J。
最大初速は63.96m/s(0.41J)、最低初速は57.02m/s(0.33J)。

全体的に見て初速が低いのはリボルバーなので仕方ないのですが、比較的安定はしていますね。
ちなみに説明書には「推奨温度は23℃〜30℃で正常動作するように設定してあります」との記載があるので、計測当日の気温はいい所だったわけですね。 ただ、コレを購入した当初(2012年の12月中旬)には、ガスを装填していても"BB弾が発射されない"程度に圧力が落ちたりしていたので、基本はこの推奨温度に則って使用するのがいいでしょう。

○グルービング○(測定日気象:気温20度、湿度47%、晴天)
もはやこの項目がいるのか、疑問ですが、一応簡単に。
最初、屋外の7mレンジでレストを使用して計測を試みましたが、案の定ターゲットの紙には収まらず・・・5mまで近づけてみましたがそれでも当たらないので、最終的に恒例の3mでチャレンジしました。 その結果が↓です。
m686 3メートルグルービング
アレ? 以外にまとまってんじゃん?

と、思われるかもしれませんが、これ・・・

狙点、20センチくらい上ですから!!
(中央の○から狙点を上方に30センチほどズラしてこの結果です)

どうやら、軽めの逆ホップが掛かってるみたいで。
バレルの中を覗いて見たんですがホップの爪が出るであろう穴は確認できるものの、爪が出ている様子は確認できず(汗  でも0.12とかの軽量弾を入れるといつも通りの暴れ弾道なので、なにかしら当たってるとは思うんですけどねぇ・・・(汗
まぁ・・・。命中精度については毎度の事なので、いつものアレを斉唱いたします

趣味銃に命中精度はイラネ!

趣味銃に命中精度はイラネ!

大切な事なので2度言いました(苦w
(ちなみに1番遠い点で約23cmほど、グルービングは約69mmくらいでした)

DATA

□DATA□

  • マルシン工業製
  • 18才以上、固定HOP UP仕様
  • 使用弾、6mmBB弾
  • 全長、250mm
  • 重量、573g(カート6発込み)
  • 装弾数、6発
  • 価格、M586 BlackABS 13,440円(税込)
        M586 BlackHW 15,540円(税込)
        M686 SilverABS 15,540円(税込)


○総評○
マルシンさんがついに.357マグナムXカートを作るからと、半年くらい待たされて購入したものの、想像より数段酷い結果でした。 命中精度に関しては毎度の事なので、別段不満を感じる事は無いんですが、せっかくのシルバーモデルにも関わらず、仕上げに雑な部分が見えたり、新造したXカートがえらく細かったり、ガスが入れにくかったりと、 出るわ出るわ不満の数々、いくらマルシン好きな自分も、口を開かずにはいられないというか・・・。
あ、最後にもう一つ、指摘させて頂きたい改悪が残ってました。それが、こちら・・・。
説明書 説明書裏面
既にお気づきだと思いますが・・・

説明書にパーツリストが無い!

というね。マルシンさんは修理依頼を直での受付はしてないので、一度販売店を通す方法を取らないといけないのですが(G21は特例)、昨今はネットショップでの購入も多く、なかなか購入店を通して送るというのが難しい世の中です。 そこで活躍するのがパーツを直で頼み、自分で修理する方法ですが、そのパーツを注文しようにも、パーツリストが無ければどこのパーツかをマルシンさんの通販部に伝える事も難しくなります。
今回、説明書からパーツリストが消えた事で、このM686については、修理が困難な状態になることが予想されますねぇ・・・(汗
と、まぁ思うところは数々ありますが、マルシンさんの.357マグナムXカートリボルバーの今後のモデルアップで改善が見られ、更なるシリーズの展開に期待を残しつつ、M686は傷とか気にせずガチャガチャ遊ぶ事にいたします。

(2013/06/01:ページ作成)



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ただ、若干難ありでした・・・(汗


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マルシン製 カートリッジ式ガスリボルバー


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